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2012/07/10

コメント

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r4i gold 3ds

懐かしい!

ブルーコンドル

『滅びの美学』

NHKドラマ「初恋」が終わりました。ストーリーそのものについては大勢の方々のコメントが既に数出ていますので、重ねませんが、ヒロインのあっけない死で哀しさもあっけなく締めくくられた気がします。日本人独特の美意識の一つに「滅びの美学」といわれるものがありますが、桜の散り方、侍の切腹、特攻で敵艦に突っ込んだ若き命、葉隠れの精神等、死を美しき「生」の形として捉らえる日本人に特に顕著な美意識を、書き手にも観客としても感じさせられました。本欄を借りて、熱演された得に主演のお二人には敬意を表したいと、思います。

ブルーコンドル

『終着駅』

明日は「初恋」の最終回らしいですが、いつの時代でも家庭を持つ女性の恋は初恋にしても、不倫の恋であろうともどこか哀しげで破滅的ですね。1953年公開といいますからまたかなり?古い映画ですみません。イタリアの巨匠ヴィットリオ・デ・シーカの名作「終着駅」はジェニファー・ジョーンズ、モンゴメリー・クリフト主演のいわば不倫物語ですが、この映画以降終着駅という日本語が定着したといいます。それまでは終点と呼ばれただけだったそうです。アメリカに夫と子供を残してローマを訪れた女性が、イタリア人の青年と恋に落ちるのですが、最後は青年の思いを断ち切って別れて行くストーリーを終着駅に集う様々な人々を点描しながら描かれる映画で、主演の二人も力演です。ジェニファー・ジョーンズってちょっと潤子さんに似ていると思うのですが・・・・・

むらまさ

潤子さん
NHKのサイトではつ恋最終回のあらすじ読みました。
緑は離婚して、しばらくして三島と暮らしはじめるが・・・そこに・・・
だって・・・もう一回どんでん返しあるのかな?
夫婦関係は一度壊れたら戻らないと思います。でもこのまま終わったら
単なる不倫ドラマ・・中園さん最後まで見せてくれそうです。
期待しちゃうなあ。

小松コウスケ

「日の名残り」

日本人に生まれ、親の人生の影響で英国に育ち、ついには英国に帰化してしまった作家カズオ・イシグロは英国の文壇のみならず、フランスでも高く評価されている小説家ですが、彼の小説「日の名残り」は名優アンソニー・ホプキンス主演で映画化されていますが、没落していく貴族の邸宅の執事の役どころで同じ邸のエマ・トンプソン演ずる女中頭とのあまりにストイックな男の恋を描いたとても静かでしみじみとした秀作でアンソニー・ホプキンスの力量を思い知らされたことです。[羊たちの沈黙」のレクター博士のイメージがすっかり払拭されました。

ホシノ

潤子さん、こんばんは
昨日お話した 「クラシック」 の落ちというのは、向田さんがお亡くなりになる一月
くらい前にひょんなことから同年輩の男性と歌声喫茶を訪ねた結びの話です。
僕が歌唱指導員ならお二人にこう言ったでしょうね。
「ではそこのご主人様と奥様、歌ってみてください」
そうすれば落ちはこうなったはず。
~ご主人様と奥様というのは、私たちのことであった。~

いずれにしても 「赤いサフラン」 を楽しそうに歌っている姿が目に浮かびます。
人の命に約束事があるとすれば、ここで絶筆になったのは神の恩寵でしょうか。
実は「森繁久弥&向田邦子展」で 「女の人差し指」 は販売していました。
でも、なにか敬遠してしまったのです。
「一刺し指」、「人刺し指」 を連想したのかもしれません。
これも読み返しの効くよいエッセイでしたね。

小松コウスケ

「死刑台のエレベーター」

1960年代ハリウッド映画ばかりでなくヨーロッパ特にフランスやイタリア映画も全盛でした。潤子さん世代の方々の中にはファンも多勢いらっしゃると思いますが、ジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ主演のフランス映画「死刑台のエレベーター」をご記憶の方も多いと思います。全編を通して流れるマイルズ・デイビスの甘くもの哀しいトランペットのメロディとは対照的にフランス映画らしい切れ味のあるモノクロ映画でしたが意外に知られていないのがトランペットの曲がマイルズ・デイビスの即興演奏であったことです。当時まだ学生だった小生はジャンヌ・モローのどこか崩れた妖しい魅力に惹かれた記憶が今でも強烈に残っています。潤子さんの歌声は崩れたとは言いませんが、どこかジャンヌ・モローの雰囲気を感じさせるものがあるように思うのは小生だけでしょうか・・・・・

Kei

潤子さん、今晩は。
僕の初恋は小1でした。
2度目は高1に初めて行ったコンサートのボーカリストでした。
昨晩何時ものアビーロードで来月の9日のライブのための第1回目のリハをしました。
3時間歌いっぱなしでした。
昨晩は帰宅してアシスノンで喉に30分間アイシングしました。
今朝は幾分はましでした。
初めての”NowhereMan"を3声でしました。
当日はバンドが入りますが昨晩はアコースティック編成でコーラスの練習をしました。
ぶっつけ本番でしたが3声って癖になりますね。
背筋がゾクゾクしました。
Hi-Fi Setはそんないい思いを何時もしていたのでしょうか?
今日は映像と音源の整理をして課題を持って次回のリハに役立てないといけません。
ではお休みなさい。
Kei

ホシノ

潤子さん、こんばんは
初恋、よかったですね~! 
今夜は恋に因みベートーベンが17歳のイタリアの伯爵令嬢ジュリエッタ(恋人)に
捧げたピアノソナタ 【claro de luna(クラーロ・デ・ルーナ)/月光】↓をお贈ります。
http://www.youtube.com/watch?v=ChmPkwWMV0w&feature=fvst
フランスのピアニスト・リチャード・クレーダーマンに敬意を払ってスペイン語ではなく
【clair de lune(クレール・ド・リュンヌ)】 と表記すべきでしょうか。

さて、フランス人といえば向田邦子さんは水羊羹を味わう時、ムードミュージックに
ミシェル・ベロフが演奏するドビッシーの 【Estampes/版画】↓を推奨していて
http://www.youtube.com/watch?v=Itcl4NDg9uY
ドビッシーにも 【clair de lune/月光】↓というピアノの名曲がありましたね。
http://www.youtube.com/watch?v=-LXl4y6D-QI

国文出身の向田さんがドビッシーを取り上げているなんてさすがぁ、と唸りましたが、
昨夜、週刊文春に連載された 「女の人差し指」 が 「クラッシック」 という回で絶筆に
なっていることを知り、なにかシンミリしてしまいました。
冒頭に初めてのヨーロッパ旅行にパリを選び、ホテルのラジオから流れるフランス語、
シューベルトの弦楽四重奏 【ロザムンデ】↓を耳にした感動を瑞々しく表現された上、
http://www.youtube.com/watch?v=emW3kHkQxAM&feature=related
律儀に落ちまでちゃんとつけてあって.....(涙。
「向田邦子のかくれんぼ」 に始まり、僕も向田教の信者になってしまいそうです。

小松コウスケ

願わくは 花の下にて春死なん その如月の 望月の頃

どなたも良く知る西行の歌ですが、入院中病床で桜の季節までは死にたくないと思いました。6年程前に心筋梗塞で九死に一生を得ていたので脳梗塞を発症した時は年貢の納め時かと覚悟したのですがフェデラーの如くしぶとく生還を果たし、途端に潤子さんのブログを騒がせています。せめて元気でいられる間本欄を借りて記憶と感傷の機能を衰えさせないよう挑戦させていただきたくお願い致します。

ジャコちゃん

潤子さん、皆さん こんばんは~ 中々凄い展開になってきましたね。こんな展開になるとは思わなかった。(-_-;)最近のNHKのドラマって凄いですね。「八日目の蝉」にもハマったけど、「初恋」もかなりですね。映画「アウトサイダー」のテーマ曲「ステイ・ゴールド」大好きです。映画も凄くいいしね。スティービーの歌が聴きたくなってきました。(~o~)では、おやすみなさ~い(^^)

CHIYOKO

潤子さん。
コメントありがとうございました。
寝る前にもう一度みたら更新されていました(^-^)/
私もあんなシーン要らないと思いました。
無い方がよりリアルになるのに。。。
最終回果たしてどうなるのか?
おやすみなさいヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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アルバム「音楽に恋してる」井川恭一

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