昨日の夜、何気なくTVを見ていたら素晴らしい番組が放送された。
宮崎の椎葉村に焼畑をしながら生きているクニ子おばばの四季の生活。
日本では焼畑をして自然の恵で生きているただ一人の人なのだそうです。
「この椎葉では一銭のお金も要らないのよ。山が全ての必要な物を与えてくれる。」
「クニ子おばばと不思議の森」という番組。
大きなカタツムリが語り役となって人間と自然の共存を美しい映像で
見せてくれた。
昔は何処でもこんな生活が営まれていたのに・・・87歳のくに子おばば一人になって
しまったなんて。
じみじみと未来を憂いでいる自分がいました。
「クニ子おばばと不思議の森」という番組。
私も見ました。
いろいろ考えさせられる良い番組でしたねえ!
本当の「豊かさ」とは、あのような生き方をいうのでしょう。
・・・でも、クニ子おばばのお歳を考えると寂しい気もいたしました。
今日は、付近の峠を越えて一回り。
山の幸にたくさん出会いました。
サルナシ
アラゲキクラゲ
ヒラタケ
下の二つは、熊本の古い山仲間がたくさん採ってきて送ってくれた
天然マイタケと一緒にお腹の中に収まりました。
投稿情報: 何でも屋 | 2011/10/06 22:27
>じみじみと未来を憂いでいる自分がいました。
番組は見逃がしましたが、潤子さんが憂いているのは、人間の際限のない欲望なのでしょうか。
むかし、『「足るを知る」こころ・般若心経と仏教の知恵』という本を読んでなるほどと。
「知足」の実行、知足の英知を身につけることの大切さを実感しながら、実践できない自分(笑。
ギリシャ神話では人類から火を取り上げた全能の神ゼウスに逆らって、プロメーテウスは人類に
火を渡します。火を使えるようになった人類は、そこから生まれる文明をも手に入れることになり
ます。ゼウスの怒りを買い山頂に張付けにされたプロメーテウスは毎日肝臓をハゲタカについば
まれる責め苦を負います。
原子力の火を手に入れた人類はどこに向かうのでしょうね。
ギリシャ神話の啓示が今ほど問われることはないでしょう。
潤子さん、「厩火事」から山火事ならぬ「焼畑」とはナガレイシ。
投稿情報: ホシノ | 2011/10/06 21:33
便利な世の中は良いに越したことはありません。
でもいろいろなことが器械仕掛けになった昨今は
何でも自動になりつつあります。
小さな画面を見ながら、仕事や友人関係まで
出来てしまう便利さを思うと、
手動で動いていた時代が懐かしいやら、
ついていけない自分がいたりして・・・・
私達が子供のころは心豊かな良き時代であったなぁ・・
とつくづく思うのであります。
投稿情報: あんずの花 | 2011/10/06 21:16
潤子さん、こんばんは!
昔ながらのやり方が、今も続いるのは凄いことだと思います。
昔の良いことは、受け継がれ、守られるべきだと思います。
でも、最近の世の中は、便利になり過ぎて・・・。
なんだか大切なものがどんどん失われている気がします。
しかも、人の優しさや温かい気持ちに知らないうちに鈍感になっていっているような、そんな気がします。
日々の仕事で特に、何をそんなにイライラしているのかなぁ~って感じることの多いこと・・・自分も含めてです。
その番組、私も観たかったです。
昨夜は疲れ果てて帰宅、熊本での大きな地震にも気がつかずに爆睡していました。(^_^;)
投稿情報: MIWA | 2011/10/06 19:54
僕も番組見ていました
30年経った森の木の皮を少しはがし皮をなめて「甘い」と語り耳をつけて鼓動が聴こえてきて再生の為の伐採木を知り森を知り大地を知る
お嫁に来てから毎日ご主人と森での生活、自然に逆らわず地、木、天の気のパワーをいただき
森との共存からの恵みに感謝してこられたのでしょうね
それにしても
あの蕎麦汁 美味しそうでした(笑)
投稿情報: 俊 | 2011/10/06 16:37
潤子さん こんにちは~ NHKのドキュメンタリーものはいいですよね。見損なったので再放送をチェックしますね。以前NHKBSでシリーズで放送された「秩父山中花のあとさき」のムツおばぁちゃんは忘れられません。私の祖母も庭いじりが大好きな人だったので、ダブるところが有ります。いい年の取り方をしているおじいさん、おばあさんを見ると暖かい気持ちになりますね。子供とお年寄りが幸せに暮らせる国が本当の良い国かもしれません。私は昭和30年代の生まれで、あの頃の日本は今と比べると経済的には豊かでは無かったけど、心は豊かだった気がします。今はそれを取り戻す時なのかと思います。
投稿情報: ジャコちゃん | 2011/10/06 15:46